『優秀な社員を辞めさせない方法』というのをご存知でしょうか?
正直、あんまり期待せずにクリックして読んでみたんですが、意外とまともなことが書いてあるように思います。
ということで、それぞれを検証してみたいと思います。
それぞれの項目のタイトルだけを表示して検証するので、その項目の詳細を見たい人は、コチラのページをご覧下さい。
1. 企業文化を正しく伝える
まあ、これは当たり前なんですが、補足をすれば伝え方がヘタだと、逆効果になることもあるので、注意が必要だと思います。
企業文化を明文化していたとしても、急速に発展する今の世の中では、その動きに対応するように、柔軟な変化が求められるため、そういった変化にも積極的に対応することは盛り込むべきでしょう。
2. 規律の範囲内で自由を与える
これは、その通りなのですが、度を過ぎると公的機関や官庁のようなムダ遣いにつながる恐れがある部分ですから、そういう意味での管理は必要になってくるものの、必要だと思います。
3. 多様性を大事にする
異論なし。
4. 良き企業市民であること(コーポレートシティズンシップ)
まあ、異論なし。
5. 正しく褒める
異論なし。
6. 福利厚生で工夫
確かに、結婚式の引き出物みたいに、選択性にしてもらえればおもしろいでしょうね。
7. 従業員のニーズは変化する
異論なし。
8. 偉大な従業員は偉大なリーダーの下に集う
そうとは限らんとは思うけど・・・。確かにそういう傾向もあるけど、辞める理由はそれだけじゃない。
9. 定期的な面接
好きというか、コミュニケーション不足、伝達ミスなどがあったら、方向性にギャップを感じて不安感・不信感をもつことはあるので、やるべきでしょう。
10. 最も仕事がしやすい環境を整える
まったくその通り。課題だけを押し付けて、それを達成するためのインフラも、時間的余裕もない状態で無理難題を従業員に押し付ける会社はまだまだ多い。
11. 仕事/プライベートのバランス
このことが結果的に、昔よりも今の若い人たちの心理面を圧迫する結果を招いているため、ここに犠牲を払わせるべきではない。
12. 休暇をとるようにしつこく迫る
これは、長期的に見てもそうさせるべき。
うつ病になるような人は、自分で休むことができない。社内でうつ病を発症させてしまうということは、企業としても、その後、その人が治るまで会社が面倒を見なくてはいけない、という金銭的・戦力的なマイナス要因が出てくる。
また、休みという遊びと仕事のバランスが良ければ、遊びからクリエイティヴな発想も浮かびやすくなるものなので、これも推奨するべき。
13. 雇用主と従業員の間に信頼関係を
信頼関係もそうやけど、コミュニケーションも大切。信頼関係を作るのには、ある程度以上のコミュニケーションがないと難しい。
14. 雑草を排除する
これは、選定基準を間違えると、逆に良い人材を手放す結果にもつながるので、選定基準は重要になってくる。雑草の排除に関しては、公官庁とかでやって欲しいけど。
15. 新人発掘
最近、育てることを怠って、目先のバイトや派遣で対応しようとして、結果質を落とす会社が多いように感じる。上の方の雑草をちゃんと排除して、新しい風を呼び込むようにする必要がある。
16. 季節毎に大切に思っている事を伝える
これは、義務としてではなく、本心から感謝しているなら自然とする行為である。逆に何か向こうから下心なしで送ってもらえるような人望のあるリーダーがいる組織であれば、最高のパフォーマンスを引き出せるでしょう。
以上
とはいえ、こういうことを実現できる会社・経営者はどれくらいおるんやろうな~?というのが正直なところ。大筋では異論ないけど、国内情勢が(それを扇動するマスコミが)古いやり方を推奨しているうちは、実現できる会社は、外資系が多くなるんやろな~、と思う。
外資系が入って困るなら、外資系を規制するのではなく、それに勝てるような産業基盤を整えることに力を注いで欲しいものである。