■対アフリカODAを倍増=12年までにインフラ整備など−福田首相
まず、前提として断っておきますが、兄やんは戦略から考えても人道的な部分から考えてもODA自体は悪いことではないと思っています。
もちろん、今の日本の財政状況をある程度加味した上で額を考えるべきでもあると思いますが、それよりも考えるべきことがあると言えるでしょう。
というのも、日本人のお金に対する姿勢に問題があると兄やんは考えているのです。
日本人が海外に旅行に行った際、相手が日本人だと分かると、実際の値段よりも高い値段をふっかけてくる、という話をよく耳にします。
そうすると、たいていの人は「日本人は金を持っていると思われているから」という結論で満足していることがよくありますが、本当にそれだけでしょうか?
「日本人はカネを持っていると思われているから」というのは、20年くらい前なら理解できます。でも、相対的に円の価値が下がり続けている「日本」を海外が「日本は金持ちだから」、という理由だけでふっかけてくる、というのは無理があるでしょう。
これは、日本人はお金をもらう時には媚びへつらうクセに、お金を出す側に回った時に、店や店員を隷属のように扱うからと考えるのが妥当ではないでしょうか?
日本人以外でもそういった振る舞いをする人はいるでしょうが、そういった振る舞いが許されるのは、それなりの対価を払うだけのお金を持っている人でしょう。資本主義社会であれば、おカネを出してくれる人はそれなりに優遇されるものですし。
日本人以外の金持ちが店を貸し切ってサービスを独占する場合には、商品やサービスとは別に料金を支払ったり、貸し切った場合に出てくるであろうチャンスロスを打ち消すだけの対価(スターが訪れたという箔が得られたり、高価な買い物をするなり)を払ってくれるのでしょう。
しかし、日本人は相応の対価も払わずに、必要以上のサービスを強要します。だからこそ、取れる範囲内で日本人からとっておこう、という考えが働いていてもおかしくないのではないでしょうか?
海外では、チップありきの労働形態があり、チップをもらえる職業の場合、基本給が低く設定されています。基本給だけで、チップがなければ生活できないような収入しかないような人も少なくないそうです。
日本人は、それすら分かってない可能性もありますが、中には分かっててもチップを払おうとしない人がいるのも現実です。
こうなってくれば、必然的に日本人の評判が悪くなるのは至極当然のことと言えるでしょう。いくら、ODAで海外の援助をしたからといって、受け取る側からすれば「カネを出してやってると思ってるんだろ!」という感情がつきまといます。
もちろん、それで潤う業界はそんなことはあまり思わないかもしれませんが、日本人の蛮行が直接降りかかるような業界からすれば、そういった蔑んだ目で見られることは間違いないでしょう。
兄やんが思うに、ODAなどをどうこうするよりも、日本人にカネに対する考え方を改めさせ、サービス業側もNOと言えるような法律を作ることが先決ではないか?と思います。
そういった慣習がついていけば、モンスターペアレントや医療業界への無理難題をふっかける患者の抑止にもつながるでしょうし、同時進行するようにそれらを根本的に解決するために国を大きく変える必要も出てくるでしょう。