兄やん公式ブログ 2

(前の記事) 第3号 自白の心理学その3
        兄やん公式ブログ 2
(次の記事)優秀な社員を辞めさせない方法を検証

トップページ > うつ病関連 2 > 握手運動

握手運動』とは、ストレスの緩和などを主目的として、近年希薄になりつつあるスキンシップをできるだけ抵抗のないカタチで日常生活に取り入れ、心身共に健康である社会を目指すための運動です。

さて、本題に入る前に、みなさんが疑問に思っているであろう、「そもそもなぜスキンシップなのか?」ということについて説明したいと思います。

幼い頃に母親(もしくは母親代わりの人)からのスキンシップが少なかった子どもは、病気にかかりやすかったり、情緒不安定になりやすかったり、ストレスを溜め込みやすいなど、心理面だけでなく身体にもマイナスな影響を被ってしまいやすくなります。

また、凶悪犯罪を起こす人の中には、こういった幼い頃に母親(もしくは母親代わりの人)からのスキンシップが少なかった、という傾向がいろんな研究で認められているようです。

スキンシップが重要なのは、何も人間だけではありませんし、幼い頃だけに必要なものでもありません。実際、ある動物実験でも、集団で行動する動物を隔離すると、体調に異変が起き、よく凶暴化するそうで、集団でいる時にはやらないような異常行動に走る傾向が認められています。

これらの動物の行動は、集団心理の中で不安感が募り、それがストレスとして体調に異変が起き、それらがつもりつもった結果、凶暴化したり、異常行動になると考えられています。

人間も集団生活を行う「動物」の一員である以上、スキンシップが大人になってからも重要であることは、このことからもお分かりいただけると思います。

それなのにも関わらず我々は、ストレス社会と言われるようになり、なんとなく感覚的にストレスを実感しているものの、そのストレスを増やす努力はするのに、減らす努力をあまりにも怠ってきたのではないでしょうか?


人を攻撃することでストレスを解消する人がいますが、攻撃された人の多くは、そのストレスよりも増大したストレスを被ることになり、そういったストレスまみれの人が増えてくれば、めぐりめぐってまた自分へと強大化したストレスが降りかかってきます。

もちろん、人を攻撃することになっていることから、既にスキンシップの不足なり、何かしらの解決すべきトラウマ的な精神的ダメージを抱えて生きていることがうかがえますが、こういう人はなかなか自分から問題を解決できる余裕がありません。

そうこうしているうちに、その人の周りにストレスが散らかされ、自分自身もストレスまみれになっていってしまいまうという悪循環に陥ってしまいます。

兄やんは、そういった悪循環を断ち切る何かいい方法はないかな?と常々考えていました。そして、うつ病に関する本を書いていた頃に、『握手運動』というものを思いついたのです。

人間を含めた動物にとって重要なスキンシップを、できるだけ抵抗のない自然なカタチでできるのは、握手が一番ではないかな?と、兄やんは思ったのです。

握手といっても、スキンシップをすることでストレスの解消を図ろうというのが主目的なので、相手との仲によっては、自分たちなりのスタイルでやってみればいいと思います。

例えば、目で相手に語りかけながら握手をしてもいいでしょうし、実際に語りかけながら握手してもいいでしょう。また、高倉健のように不器用な人は、握手の中にメッセージを込めてみるのもいいでしょう(笑)。

また、握手というカタチにこだわらずにハイタッチをしたり、ヒザカックンをしたり、脇腹をこちょばしたり、肩や腕を組んだりなどと、お互いの関係からどんどんいろんなスキンシップをとることはいいことです。
(全然仲良くない相手にいきなり深いスキンシップをするとドン引き、ないしセクハラ扱いされますのでご注意を 笑)


この兄やんの提唱する『握手運動』と似たものに、『フリーハグ』というものがあるそうです。
この記事を書く前に、友人数人に「『握手運動』と聞いて思い浮かぶことは何?」と尋ねたところ、何人かの答えに「フリーハグ」と返ってきました。

で、兄やんは、「フリーハグ」というものを知らなかったので(笑)、調べてみると(Wikipedia『フリーハグズ』参照)、確かに兄やんが考える『握手運動』というのは、これに近いものに当たります。

ただ、ここでも指摘されているように、日本ではハグという習慣がないため、浸透しにくいわけです。ましてや、今の日本の生活環境において、見知らぬ人と・・・となると、余計に難しいでしょう。

そこで、『握手運動』が効果的になってくるのです。自分が好意を持っていないような初対面の人に、いきなり肩を抱かれたり、腕を組まれたり、ハグしてきようとしたら、気持ち悪いどころか、恐怖を抱くことさえあるでしょう。

でも、それが握手だったらどうでしょう?

仕事でも友人の紹介などでも、初めて会った人が握手を求めてきたら、その人に対して敵意を抱くでしょうか?握手を求めた方も、求められた方も、よほど強引なことをしない限り、フツーは笑顔になり、謙虚な気持ちになれるのではないでしょうか?

また、病気や事故などで一時的に会話ができない人でも、握手のように肌と肌が触れ合うことで、病気やケガをした人が安心できるというような効果もあると思います。

こうやって、ほとんど抵抗なく人間にとって大切なスキンシップができる握手をする機会を増やしていこう、そこから発展していければなおベスト、というのがこの『握手運動』のおおよその目的なのです。

この『握手運動』が、幼児虐待や育児ノイローゼ、いじめや殺人などの犯罪を減らし、うつ病などで苦しむ人や自殺者が減っていく、そんな運動になってくれればと、心から願っています。

兄やん


■お願い

この『握手運動』に賛同していただける方は、ぜひ自身のメディア(ブログ・HP・メルマガ・mixiなど、なんでも構いません)でこの握手運動を紹介していただければと思います。

メディアを持っていなくても、自分のまわりの身近な存在の人だけに握手運動をするのでも構いません。とにかく、一過性の運動ではなく、習慣として文化レベルまでになってくれると嬉しく思います。

デル株式会社

【検索で当ブログに辿り着いた方へ】
このブログが検索結果で上位表示(1ページ目)されているキーワードがありましたら、
コメントないし、兄やん直通からご連絡いただければ幸いです。
メルマガ登録・解除 ID: 0000247747
ブロガー兄やんの書評メルマガ『兄やん的に』
   
バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kimkimniyan.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/41

コメント (6)

どうも^^

兄やん、いよいよ握手運動を公開ですね!

なるほど~、確かに握手なら自然にできますし、
いいかもしれませんね^^

仰るとおり、スキンシップは とても大切なことだと思います。

心を許しあえますし、そういうところから社会全体が明るくなれば、
とても有意義ですし、素敵なことだと思います☆

共感していただいてありがとうございます。

病気とかで、一時的に喋れなくなって人にでも、手を握るだけで勇気を与えてあげたり、会話以上の何かが伝わってくれると思います。

とりあえずこれを広めたいのですが、文が長いので、2~3ページに分けて書こうか検討中です。

▲追立征子さん
これだけの長文を読んでいただいてありがとうございます。

急激に好転するようなことはなかなか難しいですが、こういうことでなら、少しずつみんなができると思います。

もう少しこの文も読みやすく修正して、広めれるようにしようと思います。

またまたcarleでございます。いや、遡って読んでいたら、結構同じことを考えているんだなあと思って、こっちにも書いてしまいます。
握手運動、良いですね。手のひらには7万個のツボがあって(両手だと14万)、握手でこれを刺激することで、脳内麻薬物質が分泌されることが証明されていますよ(日本サッカー協会のマネジャーズカレッジで習いました)。つまり、握手運動→セロトニン分泌→うつ病患者減少→自殺者減少となります。僕自身、実は1990年には重度のうつ病でした。何度自殺を思いとどまったことか。その頃は東京で超真面目なサラリーマン。10年あまり病と闘いながらその会社で働きましたが、最後は降格人事もあって、退職、松本に戻りました。現在は小学校からやっていたサッカーによって、かろうじて自殺願望からは解放されていますが。
サッカーでは必ず試合前には握手をします。また、僕の教えているチームでは必ず練習終わりとか試合終わりに握手をさせます。効果てきめん。
兄やんさんの運動、広めていきますよー!

>carlさん
こちらにもコメントいただいてありがとうございます。

そうですか。90年に重度のうつ病ということは、今に比べれば相当理解のなかったような頃ですよね。兄やんの想像も及ばないほど大変だったことが伺えます。

兄やんは、6~7年前にうつ病になりましたが、ネットで情報を得ることができ、それを実践しながら今までの自分を振り返り、視野を広げる努力を怠らなかったことで、1年ほどで治りました。

うつ病については、治るための努力をする上で勉強したり、初期のうつ病になった友人たちのサポートをしたりなどしていたので、兄やんも詳しいですよ。

うつ病を治すためにすることは、言葉で表現すると短いですが、実際にそれができるようになるのが、なかなか難しいものですよね。

兄やんの場合は、

・視野を広げることで選択肢が増えたこと
・一種の開き直りができたこと
・合理的にものごとを捉え、根本的な問題解決を考え、実践するようになったこと

が大きかったと思います。

一般的なうつ病の対処法を実践し、自分特有の症状による対処法を見つけたこと(問題を発見して解決したこと)も大きかったと思います。

コメントを投稿

スパムコメント&トラックバック対策のため、フィルターのレベルを上げています。
コメントやトラックバックが反映されない場合は、兄やん直通ご連絡下さい。